認知症患者さんに奇跡を起こしたのは、医者(私)ではなく、歯医者だったのです。―本文より
~歯がない人はボケやすいは本当だった!~
東北大学が行った研究(70歳以上の方対象)によると、「脳が健康な人」の歯は平均14.9本でしたが、「認知症疑いあり」と診断された人は、たったの9.4本でした。つまり、残っている歯が少ない人ほど、認知症になりやすいことが明らかになったのです。
昔から言われている「歯がない人はボケやすい」は科学的に見ても正しかったと言えます。認知症予防のためにも、むし歯・歯周病にならないよう正しい口腔ケアを心がけましょう。
デイサービスセンターわらべでは、やまだ歯科・こども歯科クリニックさまと連携し、スムースな歯科受診ができるような取り組みを進めています。
認知症専門医が教える! 脳の老化を止めたければ歯を守りなさい!
著者/長谷川嘉哉氏(認知症専門医)
発行/かんき出版